2016年振り返り

いつもこの時期に山梨の実家まで特急で帰省するのだけど、その電車のなかでその年の振り返りをしていたりする。特に今年はいろいろと学ぶことがあった年だったのでちゃんとブログに書いてみようかと。あくまで個人的な振り返りなのでUnix的な方じゃなくて気まぐれに日記を書くこっちの方で。

仕事

1〜3月はRailsでの開発、4月から現在まではiOSのアプリ開発をやっていた。まぁ前半のRailsは今まで通りといえばそれまでなので、4月からのアプリ開発はそれなりにチャレンジできたかなぁというところ。とはいえ、最初は1人で初めてボロボロだった内容を周りのメンバーの支えられてなんとかリリースまでこぎつけられた。本当に周囲に支えられているなぁというのを再認識したのと、改めてエンジニアとして現場で新しいことをやるというチャレンジができたのはよかった。

でも、CTOという職を離れてイチエンジニアとしての1年だったけどやっぱりそれなりに葛藤はあった1年だったなぁと思う。自分ではもうできないこと、変えられないこと、手の及ばないこと、様々なもどかしさは事実あってそれによるストレスは正直大きかったんじゃないかな。その反動でいろいろと自分のやりたいこと、やるべきことを見失っている時期も多かったりして思うようにパフォーマンスを発揮できなかったなぁという反省は多々ある。自分なりの考え方の整理やこれからの自分などの考え方もまとまってきたので2017年はまた違う仕事ができるといいなぁと思う。

個人的な活動

まぁ今年も目立たないようにとはいいつついろいろやっていた。その中でも個人的に大きいものは2つ。CTO向けの1on1と、夢でもあった母校での講義。

CTO向け1on1は完全なる社会貢献のつもりで始めたもの。70人くらいの方々にお会いし、様々な相談や悩みを聞くことができた。その中でどこまで彼らのためになる事ができたかはわからないけれども、あの活動をきっかけに連絡をとっている人もいるし投資に繋がったケースもあるのでやる意義はあったかな。

wadap.hatenablog.com

そして母校での講義。これは人生で成し遂げたい100のことにもはいっていることで、それを実現できたのはやっぱり嬉しい。やっぱり少しでも後輩たちには勇気を与えていきたいし、人生の選択肢を多くしてあげたい。そういうきっかけをもてたのは本当に良かったと思う。

wadap.hatenablog.com

プライベート

プライベートはまぁいろいろとあって、それなりに大変な年ではあった。でも基本的にすべては自分に起因していることで、ちゃんと事実として受け止め人として成長することができる良いきっかけだったと思う。このあたりもやっぱり仕事とすごくリンクしていて、仕事が思うようにできていないときってプライベートもうまくいかないもので、結果仕事も思うように集中できなくなる。このあたりも周囲に迷惑をかけたなぁという点を反省しつつ、2017年でちゃんと取り戻していきたいと思う。自分らしくないことをやっちゃダメだし、自分の変えたくない信念というものはしっかりと持ちつつ。

一方で友人はすごく増えた年だったなぁと思う。業界の人だけでなく、結構幅広く付き合うことができる人が増えてこれは本当によい出会いだった。こういった出会いは大切にしていきたいし、これからも仲良くしていきたいなぁと思う。また、今までの友人とも改めて深く話すことができたりして今までとはちがう人間関係を築くことができた。

そんな色々あった年だったけれども、ギタリストとしてはちゃんと成長できたと思うし、自分らしいプレイができるようになってきたかなぁと思う。ジャズギタリストではないけれども、今年だけでも多くのスタンダードを演奏してアナライズして得ることは本当に多かった。今の師匠の元について2年ほどだけれども、本当に学ぶことが多く、これからももっとうまくなっていきたい。35歳という年齢だけれども、この歳でもまだギターが上達できるというのは本当に嬉しいこと。音楽を続けるという形は色々あるけれども、僕なりに音楽はまだ真剣に続けていきたいし、そのモチベーションが続いているのは自分でも嬉しい。

そして今年、春畑道哉氏の新しいアルバムが発売された。

www.youtube.com

本当に素晴らしいアルバムで、福岡公演・東京公演の両方に行くことができた。ギターの音色にすべてが詰まっていて、彼のギタリストとしての人生が伝わってくるアルバム。たくさん元気をもらったし、やっぱり音楽には救われてるんだなと改めて気付くことができた。とくにアルバムの1曲目になっている「Push Your Limits」はピカソの言葉らしいけれど「限界を超えろ」という意味らしい。2017年はこの言葉をテーマにしていきたい。

2017年について

「Push Your Limits」をテーマにしつつ、ちゃんと新しいことにチャレンジをしていく。すでに仕込んでいるものがあるので、来年はそれをちゃんと遂行しつつ、自分らしいことをやっていきたいと思う。こういったチャレンジをしようと思うようになったのも今年の多くの失敗がきっかけだったので、心機一転またイチからやり直していきたい。